小さな白い歯。

2011/04/24
木曜日の夜から離乳食を開始した子犬たち。
みんな小さな小さな白い歯も生え始めてきました。
最初は柔らかい牛の赤身のひき肉からスタートですが、スムーズに離乳もできてみんな‘食べること’に関心を持っておいしそうに食べています。
ゴハンの時間には、作っていると催促で鳴きだすようにもなりました^^

離乳食が始まるとさらに体も大きくなっていき、しっかりしていきます。
すでに3キロ近くあるので、持つとズッシリと重くなりました。

歩きもヨチヨチで、時にフラフラしながらしりもちをついていたのに今は小走りする子も。
本当に成長スピードには驚かされますね。

木で作られた大きな産箱も子犬たちの離乳開始と共に片付けて、サークルの面積も少し広げました。
片隅にはトイレも設置し、今はトイレの存在だけわかってくれたらいいのでもう少ししたらトイレトレーニングも開始です。
前回の子達は、100パーセントに近い確立でトイレを外さなかったり覚えるのがとにかく早い子がいたり。新しいご家庭に行っても上手にできる子が多かったので、今回も頑張ろうと思います。
11頭の子犬たち。今回は頭数が増えただけに前回より少し時間はかかりそうですが、みんな頑張ろうね!

さて、冒頭のほうに書いた‘小さな小さな白い歯’を見て思い出したことが一つ。

もう10年近く前、もっと前になるでしょうか。私がインターネットを始めたころくらいに見て、とても心を動かされたものがあります。

検索すると出てきますし、ご存知の方も多いかと思いますが「犬の十戒」。

作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩なのですが、犬と暮らす上で胸に刻んでおきたい10のことが書かれています。

その中にこんなことが書いてあります。

(原文)Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

(訳文)私のことを叩く前に思い出して下さい。 私はあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことさえできる歯を持っています。それでも、私はあなたを噛まないように決めている事を。



「動物だから叩かないとわからない」 「痛い思いをさせないと悪いことは直せない」

そんなことはありません。
犬達は人間に自分の意思を伝えたくても、人間に伝える言葉を話すことはできないし文字を書いて伝えることもできません。ジェスチャーだって難しいです。

いかに人間が犬の気持ちを汲み取ってあげられるか、気持ちに先回りして気づいてあげられるか、優しくて穏やかな態度で接してあげられるかが大事だと思います。

人間は、自分の意思を犬に伝えるのに言葉で呼びかけて理解させることができるし、ジェスチャーでも教えることができます。

ずいぶん前のことですが、前愛犬のルシードを公園で散歩していたときにゴールデンレトリバーを連れた若い男性とお話しする機会がありました。
犬同士も仲良く遊んでいたのですが、だんだん遊びがエスカレートしてゴールデンの子がルシードに対して少し乱暴な遊びをするように。

まぁ、私の目から見て大したことではないように感じていたので気にしていなかったのですが、突然それまで穏やかに話していた男性が豹変してゴールデンの子を叱りだしました。
それも無言のまま、ご自分の大きな拳でゴールデンの子のお腹を力任せに何度も何度も殴り始めたので、私もとにかく驚いて「やめてください。うちは大丈夫ですから」と止めたのですが「しつけですから」の一点張りでした。
どうにかその場は止めてもらいましたが、あの時のゴールデンの子の目と‘人間の手の骨さえ、その気になれば噛み砕ける大きな白い牙’を持ちながら歯向かうこともなく泣きそうな顔で、大きな拳に殴られながら耐えていた姿が未だに忘れられません。
あの子は、いつもあぁいうふうにされているのかな。どうしているんだろう。


・・・・子犬たちに生えた小さな小さな白い歯を見て思い出したことでした。

ちょっと感傷的になってしまいスミマセン。
また、明日くらいにでも子犬たちの元気な最近の画像をアップしたいなと思います。

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comment (0) @ PUPPY
カメラマン。 | 2010ぺディグリーアワード授賞式。

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